尿漏れモンダイ、実は奥が深い。
こんにちは!
犬の食事療法インストラクター師範、necco舎のはなこ です。
ばんの尿漏れの話が続きましたが、
ちょっと補足。
2017年の11月に
膀胱炎と、膀胱の肥厚がわかった前後から
ばんは以前に比べてずっとトイレが近くなりました。
ばんは
「あくまでもトイレは外で」というタイプなのですが
それまでは朝夕2回の散歩で排泄を済ませ
それで阻喪することも、
トイレを催促することもありませんでした。
彼はそれまでも
自分の主張をほとんどすることがなかったので
今思えば、トイレに行きたいなと思っても
ただそれを表現しなかった、
あるいはどう表現していいかわからなかった
ということなのかもしれません(涙)
それが、
多分膀胱の炎症が辛くて、
ばん自身が切羽詰まったとき
とにかく居てもたってもいられずにゲートやドアをカリカリして、
「外に出して」と言ってみたことで
「こうすればいいんだな」ということが分かったんです。
きっと。
それからというもの
「トイレに行きたい」と教えてくれることが多くなりました。
私も我慢させることが怖くなっちゃったしね。
以前は1日2回の散歩の時にトイレ、というのが基本でしたが
今は少なくとも3回。
4回という時もあります。
ご近所のかかりつけの動物病院の先生は
犬思いがゆえに
飼い主を怒鳴り飛ばす先生なんですが(笑)
(怒鳴られて、会計時に泣いている飼い主さんを見たことがあります^^;)
膀胱炎で受診したとき
「家でトイレをしない子は、
飼い主は1日最低4回、散歩に連れて行く義務がある」
「飼い主の都合で我慢させるな!」
とおっしゃっていました。
理由は
膀胱は基本無菌なはずなのに、
それでも菌が増えてしまうのは
オシッコをさせないから。
6時間に1回膀胱がカラになれば
ふつうは菌が増えることはないそうなのです。
師匠である
プラーナ和漢自然医療アニマルクリニックの森先生も
「たくさんお水を飲ませて、ちゃんと出しなさい!」
というのはよく仰ることですが
身体にいつも新鮮なお水が入ってきて
それが老廃物と共に速やかに出ていくことが
健康の基本。
それは
単に膀胱だけのモンダイじゃありません。
身体の中をうまくお水が巡ることで
体中の細胞の隅々に栄養が届けられるし
使い終わった身体のゴミが
どこかに留まることなく、スッキリ外に出ていくことで
病気を避けることができるから。
以前、こちらにも書きました→ 「たかがお水? されどお水。」
身体って実にシンプルです。
我が家は
出来るだけお水を飲ませるよう心掛けているので
それでトイレの回数が増えてしまうのは
当然だし、仕方のないこと。
ときどき
「尿漏れするから」「トイレが近いから」という理由で
飲み水を制限している…というようなお話を聞くことがありますが
それは危険。
トイレが近い、尿漏れする原因は
病院に相談するなどして、
病気が隠れていないかしっかり確かめたうえで
お水はたくさん飲ませてほしいと思います。
汚れたものが身体の中で悪さをする前に
さっさと外に出て行ってくれれば、
そのほうが身体にはずーっといいのです。
ま、そのためには
「家でもトイレができる」ほうがいいのは、
言わずもがな^^;
最初にもっと頑張っておけばよかったな~(涙)
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