東洋医学と西洋医学。
こんにちは!
犬の食事療法インストラクター師範 necco舎のはなこ です。
3連休の初日、家には犬たちと私だけ!
いろいろ捗りそう~と思っていたけど
予定していたことのいくつができるんだろう??と
早くも戦意喪失している昼下がりでございます^^;
さてさて。
まだまだ道半ばですが
私が学んで、
そしてお伝えしようとしている食事療法は
東洋医学的な考え方をベースにしています。
西洋医学と東洋医学。
きっと、どちらかが優れているのでも、劣っているのでもありません。
言わば、得意分野が違うんだと思うのです。
西洋医学は、
ピンポイントにどこかの臓器にフォーカスするのが得意。
病院でも「呼吸器」とか「消化器」とか、
そんな風に細かく科が分かれていますよね。
病原菌をやっつけるとか
炎症を鎮めるとか
患部を切ってなくしてしまうことで
病気の元を断つ手法です。
私の父は以前、胃がんを患いましたが
その恐ろしい患部を切ってなくしてくれる西洋医学の手法は
本当に心強く、ありがたいと思いました。
ただ、
あまりに専門性が高まるばかりに
その科にかかわる臓器を治すのは得意だけど、
他は専門外でよくわからない…ということがあったり
どうしても対症療法的になりがちだったりします。
一方、東洋医学は
今風に言えばホリスティック(包括的・全体的)な医学。
幹部の状態そのものだけに注目するのではなく
全体の繋がりを重視して、
バランスを整えていくことを得意としています。
全体をバランスさせていくことで、
結果的に患部を本来の状態に戻していくのです。
細菌やウィルスに感染したら
それらと戦うためには抗生剤や抗炎症剤を
適宜使う必要があるでしょう。
がんなど、増殖するスピードが速いものは
私の父のときのように
切り取れるものなら切り取りって置くのが安全という場合も
もちろんたくさんある。
あるいは
あれこれ試行錯誤してだらだらと治療を長引かせるよりも
強い薬や手術を選択する方がダメージが少ない…
という局面が巡ってくることも当然あります。
そういうときは、
一時的に体に負担がかかることがあったとしても
積極的に西洋医学に助けてもらったほうがいいと思います。
でも、東洋医学的な見方をすれば
身体に十分な免疫力があれば
細菌やウィルスに感染したとしても、
自らが治ろうとする力でそれを撃退することが可能だったり
そもそも細菌やウィルスを寄せ付けないような体にすることで
ガードすることができます。
病気と診断されたわけではないけれど
なんとなく元気がない…というとき
「様子を見ましょう」ということになりがちだけれど
何もケアしなければそのまま病気になってしまうかもしれない。
そういう未病の段階でケアすることが得意なのも
東洋医学であると言えます。
西洋医学的な手法は専門的すぎて
私たち素人ができることはあまりないけれど
東洋医学的な手法を使えば
普段、私たちの家族である犬たちに家でしてあげられることって
すごくたくさんあるんです。
それは
おなかを壊したらすぐに病院に連れていくことではなく
おなかを壊しにくい体にすること
おなかを壊したら、
どうしてそうなってしまったのか原因を考えること
そして家でできる安全な方法で養生をすること
なのかなぁと思います。
そのひとつで、
とても大事なものが「毎日のごはんなんですよ!」って
声を大きくしてお伝えしたいです。
おなかを壊したときや嘔吐したとき
すぐに下痢止め、吐き気止めを処方してくださる獣医さんは
たくさんいます。
それはもしかしたら
飼い主側の希望でもあるかもしれない。
「いますぐ何とかしてください!」って。
でも
下痢にも嘔吐にも、そうなるべき理由があるはず。
薬で簡単に止めていいものかどうか、
見極める必要があります。
また、すぐに症状を止めてくれる薬は便利でも
解毒代謝してくれる肝臓には、かならず負担がかかります。
だから、
ごはんで日々のケアができるというのは
すごく心強いことだと思うんです。
それってどういうこと?
ちょっと(だいぶ?)長くなってきちゃったので
次回以降、書いていきたいと思います^^
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