それ、腎臓病ですか? その②

こんにちは!

necco舎のはなこです。



前回の続きです。

未読の方はぜひ下記ページをご覧ください^^


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昨年末にご相談くださった飼い主のTさんは

以前同じ保護団体で預かりボランティアをしていた

お仲間なのですが



「はなこさんが手作りご飯の講座をやっているのを知って

 私もやってみたいと思って連絡しました。」


と講座にお申込みくださいました。




同時に、

これまでの検査のことや心配なことなど

いろいろとお話を伺いました。


Tさん家のNちゃん(推定8歳・雑種の女の子です)は

一昨年の11月に受けた血液検査で

腎臓の数値がわずかに基準値を外れていました。



腎機能をみる項目としては

従来から

BUN(尿素窒素)やCre(クレアチニン)が

利用されていましたが


それらに比べて

より早期の腎臓病の診断が可能という


”SDMA”の数値が

上限を少し超えていたのです。




かかりつけの獣医さんでは

「慢性腎臓病の初期段階です」と診断され


「療法食に切り替えるように」と言われたとのこと。





でも療法食に変えてみたら、

見るからにおいしくなさそうな様子だったそう。


なので、

療法食半分、普通のドライ半分…などなど

工夫しながらの食生活を続けました。



その後の経過観察を経て、

半年後に再検査したのですが


腎機能の数値は、やはり上限を超えていたそうです。




「食べるのが大好きなNなのに、

 これからずっと、

 このパサパサのフードを食べ続けなくちゃならないの?」


と思ったら可哀そうになった、と。



Tさんには

しばらくアドバイスに沿った食事を続けて、

1か月後くらいに血液検査をしていただいたうえで

結果を踏まえて、再度獣医さんとご相談してくださいと

お伝えしました。





で、

食事を変えてから約1か月半後の1月15日。

Nちゃんの血液検査を受けてこられたそうです。



その結果、

SDMAの数値(基準値0~14)は11で、

基準値の中に納まっていました。





ママからのメールには


「(先生からは)犬の場合透析できないので

 腎臓は悪くなるけれど良くはならないと聞いていたので

 数値11(よくなっている)というのはなんだろう。と思いましたが

 先生は良くなってますね、とおっしゃっていました。」


「NのSDMAの数値が良くなったり体重も減ってきているのは

 教えて頂いた食事がきちんと体に作用しているんだと思います。」


とありました。



腎臓はよくならないはずなのに、

でも検査結果はよくなっている…。



ここでなんとなくわかるのは


多分、Nちゃんの場合

本当に腎臓の機能が悪化していたわけではなく

検査数値が悪くなっていただけだったのではないか、

ということです。



「このままの食生活を続けていたら

 もしかしたら、腎臓に負担がかかるんじゃない?」


ということが

検査数値に現れていたに過ぎない、ということだと思います。






だから

腎機能の数値が悪化したというときに

ちょっと考えてみてほしいのは


「今のこの状態は

 本当に腎臓病(または腎臓病の初期)なのだろうか?」


っていうことです。




もちろん

本当に腎機能が失われつつあり

投薬などを含めた治療が必要な場合もあると思います。



でも、

「すぐに療法食にチェンジしなくちゃ!」とは

思わないでほしいと思います。



それはなぜ?ということについては

また次回^^




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     社団法人 犬猫の食と自然医療の学校認定

     ・犬の食事療法インストラクター師範

     ・犬の東洋医学士





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