『皮脳同根』を語ろうとしたら…。
こんにちは!
犬の食事療法インストラクター師範 necco舎の はなこ です。
朝晩、寒くなりましたね。
温かいものが美味しい季節です♪
空気もどんどん乾いてきて、
今、ちょっと心にとめておきたいことのひとつは
いわゆる”燥邪”の影響でしょうか。
中医学では、秋は肺を傷つけると言います。
肺は乾燥を嫌うから。
なんとなく、想像がつきますね。
肺が一定のリズムで呼吸を行うからこそ
気が全身をくまなく巡って
気・血・水(津液)を正常に動かしてくれるのですが
乾燥によって肺が傷めば気血水はスムーズに動かず、
身体の隅々に届きません。
血も津液も水分ですから
それが隅々に届かなくなれば、身体は乾燥してしまいます。
犬たちの鼻がカピカピになったり、
被毛がゴワゴワしたり、
あるいは呼吸にヒューヒューいう音が混じるのは
単に外気が乾いているからではなくて
肺が乾燥しているからではないかと思います。
そういうときは
室内を加湿したり、
飲水量に気を配ったり、
あるいは肺を潤す食材を取り入れることで
症状を緩和することができます。
肺を潤す食材はたくさんあって
ググるといろいろ出てきますので
それぞれ調べて参考にしていただければいいと思いますが
ちょっとだけ備忘録的に書いておくと
例えば
白い食材(白ごま、豆腐、白キクラゲ、レンコン、大根など)は
肺を潤すと言われているし
果物で言えば、柿や梨なども同様です。
ただ、肺を潤してくれる食材は
同時に身体を冷やすものが多いので
一度にたくさん使うのではなく
ひとつ、ふたつを取り入れてみるのがいいかもしれません。
生姜やニンニクなどの辛味のある食材も肺を潤す作用があり
さらに身体を温める食材なので重宝ですが
摂りすぎると逆に肺の水分を消耗して乾燥を招いてしまうので
注意が必要。
*特にニンニクは、犬には「よくない」と言われているし、
感受性に個体差があるので(我が家は時々、ごはんに入れますが)
わざわざ使わない方が無難です。
去年(一昨年?)
ばんの鼻がめくれてカピカピになったことがあったのですが
多分、それも乾燥の影響だったと思います。
ばんは時々そんなことがありますが
食事や飲水に普段より気を付けたお陰か、
カピカピはいつの間にかよくなりました^^
ばんの場合は乾燥っぽいと思ったのでそういう対応でしたが
鼻のカピカピは
必ずしも乾燥のせいばかりではないと思うので
元気とか食欲とか普段の様子とか
そんなこんなを見つつ判断してくださいね!
…というプチ情報は
実は本題の枕として書き始めたのですが~~~~
思いのほか長くなってしまった><
というか長すぎる!
本来書きたかったのは
タイトルの通り「皮脳同根」ということについて。
もう、これは次回に譲りますが
実に興味深いのです!
皮膚と脳ってぜんぜん関連がなさそうだけれど
出自が同じ…というのは、以前聞いたことがあって
へぇー!と思っていました。
でも今回改めて「すごいなぁ~」と思ったのは
この本を読んだから。
おもしろかったし、
なるほど!と思ったこともたくさんあったので
それを書いておきたかったのでした。
乞う、ご期待!
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*まだ詳細は未定ですが
久しぶりに、会場をお借りして
『わんごはん入門講座』の開催を予定しています。
「講座があれば参加したいのですが」
というお問い合わせをいただいたので
嬉しくなって
「会場を確保しての講座形式で行いたい!」と
ちょっと鼻息荒く思っています。
(オンラインは回線が不安定なので敬遠ぎみ><。
そこは多めに見ます、という方はぜひご連絡下さい。)
会場の予約はこれからなので
ご希望の日程があれば言ったもの勝ちです^^
お気軽にお問い合わせくださいね♪
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