身体のソコヂカラを上げる!
こんにちは!
necco舎の はなこ です。
コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
今日、明日にも緊急事態宣言があるという噂ですが
もっと早く出すべきだったのでは?とも思います。
先週末は
『犬の食事療法インストラクター講座』を予定していましたが
講座は中止といたしました。
参加者の皆さんには
中止のお知らせに快く応じて下さったばかりでなく
「残念です><」
「次回の開催を楽しみにしています。」
と言っていただいて、心から感謝する一方、
お伝えしたいこと、お伝えできることがたくさんあったのに!!
キーッ!!!
…という感じもあります^^;
でもでも。
コロナ騒ぎでくさくさしたり
不安いっぱいの暗い気持ちで毎日を過ごすことになったら
テキの思うつぼ!
免疫力がダダ下がりして、
感染の危険もアップしてしまうかもしれません><
巷でも免疫力、免疫力と
普段よりもずっと「免疫力」が話題になっているし
こんな時こそ、モノを言うのは
やっぱり免疫力なんだと思います。
…というわけで
今さら当たり前のようなことではありますが
改めて「免疫力」のおはなしを。
免疫について勉強し始めると
面白いこと、驚くようなことがたくさんあるのですが
ここではざっくり簡単にお話します。
(今日のおはなしは、犬も人間も共通ですよ!)
免疫力が上がる、免疫力が活性化する
…というのはどういうことかといえば
免疫細胞の数が増えることと、
それぞれの免疫細胞が元気よく働くということだと思います。
免疫細胞が、
細菌やウィルス、その他、外から侵入する様々な外敵と
戦ってくれているので
その免疫細胞が活躍しやすくする環境を整えるということが大事
…ということですね^^
免疫細胞は動物の血液の中で働いてくれています。
だから
血流が悪くなってしまえば、
免疫力は低下することになります。
血流は、もちろん体温と密接に関係していて
体温が下がれば血流も下がるし
体温が上がれば血流は上がります。
つまり、まずは
①体を冷やさないようにすること が
免疫力を上げる近道になるということです。
体温を作ってくれているのは主に筋肉と脳と腸なので
運動が大事なことはもちろん
散歩で外の空気や景色に触れて
五感を刺激することも大事なんです。
こんな時だから散歩は憚られる…というご意見もあるかと思いますが
一人で、あるいは家族単位で
犬友との立ち話なんかも極力避けるなどして
必要な運動はすることを心がけたいですよね。
お散歩で陽に当たれば
免疫に深く関わるというビタミンDの合成も促されるしね♪
運動することが難しければ(あるいは運動したうえで)
お風呂とか、温灸とか
極力温かいものを飲むとかして
物理的に身体を温める努力をすることも有効だと思います。
もう一つは
②発酵食品を食べること です。
胃酸で死んでしまう菌ももちろんいますが
死菌も腸内細菌の餌になってくれるので
無駄にはなりません。
腸内で生きている微生物は
自分が生き延びるために
外からの侵入者を攻撃して殺そうとするそうなのですが
それは宿主(動物)を守ってくれることに繋がります。
つまり腸内でいろんな種類の細菌を育てて
常に腸内でスタンバイしておいてもらえば
免疫力が上がる、ということ。
更に腸内細菌が活発に働くことで
腸でも熱を作ってくれる=体温を上げてくれるのです。
腸は粘膜免疫の親分。
粘膜免疫は、身体の外から入ってくる敵を
最初に迎え撃ってくれる、いわば前衛ですから
大事にしておくに越したことはありません。
発酵博士と呼ばれる東京農大の名誉教授・小泉武夫先生は
免疫には体の中で自らが作り出すものと
外から食べ物で摂取するものの両方があってこそ、
とおっしゃっています。
小泉先生の「発酵食品情報サイト」は
面白くてためになる情報がいっぱいなので
おススメですよ♪
日本人が昔からよく食べている糠漬けはもちろん、
納豆や甘酒、梅干し、お酢も立派な発酵食品。
手軽に摂れるものばかりだから
ぜひ積極的に食べたり飲んだりしたいもの。
犬のごはんにももちろん使えます。
最後に、これもとっても大事なのは
③なるべく心穏やかに過ごすこと です。
動物の自律神経(体の機能維持に必要な神経)には
交感神経と副交感神経がありますが
忙しかったり興奮したりすると
交感神経が優位になって
血管が収縮する=血流を障害します。
血流が悪くなるということは
血液の中の免疫細胞が活躍できなくなるということですから
ストレスは大敵ですよね。
私は最近ストレスいっぱい><
日々、
「これじゃあ免疫力が下がっちゃうよ~」と思いながら暮らしているので
それがさらに免疫力を下げているかも(涙)
そして
そんなストレスフルな飼い主を見ていたら
犬たちの免疫力もきっと下がっちゃう。
彼らは人間のことをすごくよく見ているので
ナーバスな気分も敏感に受け取っちゃうんですよね。
これじゃあイカン、ということで
なるべく嫌なことは忘れて
極力「なんとかなるさ」という気持ちで過ごすように
意識しています。
寝るときに心が落ち着くような音楽をかけるとか
子どもの頃読んだ、心温まる児童文学を再読するとか
DVDでオモシロ可笑しい映画を見るとか
そんなことを心がけたり
思いついたときに
どこかで小耳に挟んだ「身体にイイモノ」を
食べたり飲んだりとかして
「お~、これは体に絶対いいぞ~♪」などと自己満足して
気分をあげてます。
プラセボ効果だとしても、
メンタルにはプラスになっているはずさ!
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